撮影スタイルの話とか、私の撮りたい写真について

こんにちは、ピターパターフォトワークスのふかいしづこです。
普段iPadでブログを書くのですがいまだに「ピターパターフォトワークス」を覚えてくれないので辞書に登録しようと思います。長いよね、ごめんね。
あ、写真はある日の朝だったり、ある日のおうちやお出かけです。
今回のブログは私の撮影スタイルについて。と、そのスタイルによって何を撮りたいのかを書きたいと思います。

先に書いてしまうと、私の目指す日常撮影スタイルは「ちょっと遊びに来たオバケ」

オバケについて説明する前に、私の1人目の育児経験について少しお話しできればと思います。
あまり素敵な感じではないのですがお付き合いいただけると嬉しいです。
とても長くなってしまったのですっ飛ばしていただいても大丈夫です!笑
私が結婚したのは27歳の時でした。母が私を産んだ時の年齢と一緒です。
なんとなく、私も27歳で子どもが生まれたらなぁとぼんやり考えていたのですが、すでに過ぎていますね。
焦っているわけではなかったのですが20代の内に1人授かれたらと考えていました。
3時間ごとの授乳が大変そうという、これまたぼんやりした理由です。

私は授かることを望んでいたのですがなかなか叶いませんでした。
人様の妊活ブログを読み漁り、婦人体温計とにらめっこ。
なかなかしんどかったです。
婦人科に通い、なんとか娘を授かりました。
つわりも乗り越えて初めての出産。微弱で進まず、これまたしんどかったです。
が、里帰り先の先生方のご尽力があり無事出産しました!
この時は生まれたことへの感動よりも先に、長かった陣痛の痛みが消えたことに感動しました笑
産後はホルモンの関係もあり、あんなに望んだ我が子なのに「私は大変なことをしてしまった、こんな責任背負えるんだろうか…」と思ってしまいました。
幸いにも母乳トラブルはなく、娘も順調に育ってくれました。
ただ、本当によく泣く笑
背中スイッチはとっても精巧で抱っこじゃないと寝てくれませんでした。
この時期は育児の大変さが勝ってしまい、可愛いと思う余裕がありませんでした。
(そしてそんな状態が1歳くらいまで続きます。)

大変と思いながらただ、写真だけは撮りました。
親戚からいただいた月齢フォトグッズを使って娘のソロショット、あとは自撮りで自分と娘の写真を。作り笑顔でした。
里帰り中に娘単体の写真を撮った理由の半分は、自宅で待つ夫のために。
けれど自撮りは「撮っておかないと後悔するかな」という気持ちで撮りました。
以前のブログで書いた実家にある大量のアルバムには小さな私と写る母の姿が残っています。
その記憶から「母子の写真は撮っておくもの」それが理由でした。
育児が忙しく、終わりの見えない不安とこれで合っているのかという葛藤でいっぱいだったとき、実家のアルバムを見ました。
アルバムに残る若い母が赤ちゃんの布オムツを代えていました。
表情は真顔。
「あ、あの要領の良い母も育児は大変だったのかな」
私は勝手にそう解釈して、母も大変だったならこの育児ってやつは大変なものなんだな。と割り切れるようになりました。
笑顔で写る母も好きですが、真剣な顔や困った顔の母も私のよく知る普段の母でした。
私は日常撮影においては笑顔の写真だけではなく、真顔や困り顔も笑顔と同じ価値があると思っています。私が真顔の母の写真に救われたから…
あ、もちろん泣き顔も価値が大アリです。(もう全部じゃん)

泣き顔について、たとえば結婚式で母娘が行うベールダウンや手紙のシーンがありますよね。
そういった感情が溢れる時に涙が出る方が多い気がします。
子どもの涙も理由は違えど感情が溢れて出るものだと思うと、人見知りちゃんの警戒心MAXの表情もその子ならではで最高です。個性大爆発至上。
すみません長くなりましたが、私の目指す日常撮影スタイル「ちょっと遊びに来たオバケ」
お話もできちゃって写真まで撮るオバケ。
オバケだからそこにいるけどいない。そんなに気にならない。
けどオバケのくせに可愛い可愛い圧がうるさくて、ママとのお話も大好き。

なので私のことはそんなに気にせず、その時その場で起こることを楽しみながら撮影できたら嬉しいです。
オバケなら、時々忘れてもらえるかな。
そのご家族が、目の前のご家族に100%気持ちが向いたその瞬間を逃さないように写真におさめたいと思います。

タイトルの内容が1割くらいしかないブログになってしまいました。
オバケはもうちょっと文章のスキルを身につけなければと思います…。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
あ、4月にはリピーター様向けプランをスタートさせたいと思っているので改めて告知いたします。
どうぞよろしくお願いいたします𓇬

pitter patter photoworks

ピターパターフォトワークス 家族のための記憶を残す 出張撮影専門の小さな写真屋です 横浜市青葉区を拠点としています

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