お食い初めのこととか、初めて聞いた地元の習わし的な話

こんにちは、ピターパターフォトワークスフォトグラファーのふかいしづこです。

年が明けてからもう1ヶ月が経ちそうで時間の速さに震えております。
そういえばストーリーでしか新年のご挨拶をしていませんでした!
改めまして、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始は実家と夫の実家へ帰省してのんびり過ごしました。
今年は制限もなかったので帰省した方も多かったのではないかなぁと思います。
1枚目の写真は実家の父に抱っこされる2歳長男です。
私の実家は富山県です。
今回のブログは富山県で行った末っ子二男のお食い初めの様子を書きたいなと思います。
地域独特の風習とか、そんな話も聞けたのでつらつらと…
お付き合いいただけたら嬉しいです。
そもそもなのですが、「お食い初めはその場にいる最年長の人が食べさせる」という習わしを今まで知らずにいました。
なので今回は私の祖父にお願いをし、私は記録係になりました。
※ちなみに上2人は夫の実家で行ったのですが、お恥ずかしながら夫や私が食べさせました…お義父さんごめんね!
さて、この日のお食い初めは仕出しをお願いして自宅で行いました。
私は仕出しというものを初めて経験したのですが、自宅に豪華なお料理がどんどこ運ばれるのが嬉しくてとてもウキウキしました。
美味しそうなご飯は心が躍ります。
エビちゃんおるやないかい最高〜。
ウェディング撮影でもお料理は美味しそう〜と思いながら撮っていたなぁ。
(この時お食い初め用の石の準備を忘れていて、徒歩30秒の神社さんへダッシュしました)
こちらは実家の床間のある座敷。
ものすごく寒いのでストーブMAXで準備をする父。(写真1枚目)
その後ろで床間(とこのま)にダダンダンを設置する長男。

あ、この壁にある掛け軸なのですが富山県の習わしのひとつなんです。
その家の長男は天神様と呼ばれる「藤原道真」の掛け軸が贈られます。
学問の神様なので繁栄などを願っているのかな。
調べたら全国各所に習わしとしてあるみたいですね。
さあ主役がやってきました。
寝起きでご機嫌。キリッとしています。
実父母が用意してくれた袴ロンパースを泣かずにお着替えさせてくれました。
お食い初めスタート。の前にちょっとくしゃみ。
改めてお食い初めが始まりました。
食べさせる順番をネットの記事を見ながら進めます。紙に書けばよかったね。
赤御前(ご飯を乗せている台)の端っこで落ちそうになっているのは歯固めの石です。雑。
食べられると思ってるのに全然食べさせてもらえなくて泣く僕さん。
かっっっんんんんんわいい。
離乳食、もう少ししたらはじめようね。
私が写真屋を始める大元のきっかけの父。何も言わなくてもずっとビデオを撮ってくれていました。さすがだよ父。ありがとうね。
それとお食い初めに全く興味のない長男。かさぶた見てますね?
一通りお食い初めの儀式が終わりみんなで仕出しをいただきました。
子どもたちは主役の席に座ってみたり、サンタさんにもらったおもちゃで遊んだりとても自由でした。
仕出しは準備や片付けが大変だけれど、子どもたちがのびのび過ごせるのでこれはこれで良かったなと思いました。
お食い初めの際に母から昔の習わしを聞きました。
今では無いそうなのですが「頼母子講(たのもしこう)」というものです。
互助会のことなのですが村で積立をして、必要な時に、今回でいうとお食い初めのようなおめでたい時の食事費用などに使うそうです。
夫の実家では頼母子講とは言わずに互助会と言っていたのでどの地域にも名称は違えど同じシステムがあるのかも知れないですね。
(食べ終わってダダンダンと遊ぶ長男と転がされている次男。ごめんー!)
習わしの話はきっかけがないとなかなか聞くことがないので他にもきっといろいろあるんだろうなと思います。
私は地域ごとの習わしの話が好きなのでまた話を聞けた際は備忘録を兼ねてブログに書きたいですね。

長々と書いてしまいました。
ここまで読んでくださりありがとうございます!

そうそう、一つ前の記事にも書きましたリピーター様割引について、もっと方法があるんではないかと考えております。詳細が確定しましたら改めてブログでご案内できればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

pitter patter photoworks

ピターパターフォトワークス 家族のための記憶を残す 出張撮影専門の小さな写真屋です 横浜市青葉区を拠点としています

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